イラストノート No.25

特集:デジ絵の現場

デジタルイラストレーションを「デジ絵」と呼んでいる。古くはCG(コンピュータ・グラフィックス)というジャンルとして確立していたものが、PCの高速化と高機能なペンタブレットの進化などにより、アナログ作業とデジタル作業の融合が進み、その境界はなくなっていると言っても過言ではない。また、イラストレーション、アニメーション、漫画、ソーシャルゲームや電子書籍などのジャンルで活躍するクリエイターの境界もなくなりつつあり、マルチメディアに対応することが求められている。これらの現在の現場を取材することで、イラストレーションにおけるクリエイティブの今後を展望してみる。

ISBN: 978-4-416-21256-1
著者名: イラストノート編集部
発売日: 2013-1-23
判型: [ 縦 : 285mm ] [ 横 : 220mm ]
ページ数: 128
本体: 1,600 円
定価(本体+税): 1,680 円

特集1 デジ絵の現場 ゲームキャラターのイラスレーション

1980年代後半から日本で独自の進化を遂げ、一大ブームとなったコンピュータゲーム。それから約30年が経過した現在、多くの人々がスマートフォンやフィーチャーフォンでインターネットへ接続し、ソーシャルカードゲームをプレイする時代が訪れている。据え置き型の家庭用ゲーム機に比肩しうる美しいビジュアルのキャラクターは、どのようにして生み出されていくのだろうか。美麗なイラストレーションで世界的なヒットを記録している『神撃のバハムート』にスポットを当て、デジタルのツールを駆使して描かれた“デジ絵”のイラストレーター3名を取り上げていく。

特集2 デジ絵の現場 神山健治

2012年10月27日、石ノ森章太郎によるSF漫画『サイボーグ009』が、映画館の巨大スクリーンに3D立体視のフル3DCGアニメーション作品として甦った。メガホンを取ったのは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズや『東のエデン』で知られる神山健治監督だ。今回は本誌ならではの視点から、すべてが最先端の爛妊験┃瓩埜渋紊諒語として再生された『009 RE:CYBORG』の映像表現に迫る。

特集2 デジ絵の現場 横尾有希子

鮮やかでポップな色合いと、シンプルながら快活そうで愛らしい表情。ゲームデザイナーとして『太鼓の達人』をはじめ、数々のキャラクターデザインを手掛けてきた横尾有希子。長年在籍していたゲーム会社を退職し、昨年6月に独立したばかりの横尾に聞いた、その豊かなクリエイティビティーのこれまでとこれから。

特集3 実力派デジ絵イラストレーター6人 石田祐康、遠田志帆、ざいん、 吉田ヨシツギ、コウモリ傘、 宇木敦哉

一人ひとりがデジタルの世界で描き出すイラストレーションは千差万別だが、彼らの作品に込められた熱い思いには、きっと共通するものがあるはずだ。実力派の“デジ絵”イラストレーター6人を紹介していこう。

Pick up Illustrator 小川 かなこ

ガラス絵の手法で、透明フィルムの裏から色をのせて作品を描き上げる小川かなこ。イラストレーションの中でも珍しい手法からつくり出されるその世界観は、どのように生まれたのだろう。

Pick up Illustrator 三尾あすか&三尾あづち

若手アーティストとして注目を集める双子の姉妹、あすかとあづち。作品では、自分の内面からあふれ出る気持ちを自由にパンクに表現するが、彼女たちはいったいどんな女性なのか。迷い悩みながらも、アーティストの道を選んだ“二人”に会いに行った。

ページの先頭へ