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第15回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展 影山紗和子展「バクルームは地下」

22
5月

影山紗和子は、1日の物語を40mの絵巻物に表現したイラストレーション「地獄ちっく」で、第15回グラフィック「1_WALL」のグランプリを受賞しました。審査員からは、「メディアの枠にとらわれない新たな可能性を持つ」「新鮮で明快でありながら単純ではなく深い作品」と高く評価されました。

影山は、女の子、動物、食べ物、部屋の中などをカラフルな色でポップに描いています。ヴィヴィッドな色をユニークに組み合わせて、紙に一コマずつ静止画を連続して描き、動的、時間的感覚を紙面上に取り込み、まるで映像のようにイラストレーションを展開させます。そこでつくりあげられた空想の世界は、空間的な広がりを持ち、楽しく、のびやかに表現されていますが、よく見るとグロテスクな要素も含まれ、重層的なストーリーも読み取れます。

本展では、グランプリ受賞後に描いた新作を含めて、ギャラリー空間全体で展開する作品を展示します。

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【展覧会概要】
第15回グラフィック「1_WALL」グランプリ個展
影山紗和子展「バクルームは地下」
会期:2017年5月30日(火)-6月16日(金)
開館時間:11:00a.m.-7:00p.m. 日曜休館・入場無料
会場:ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F)
オープニングパーティー:2017年6月2日(金) 7:00p.m.〜8:30p.m.
詳細URL:http://rcc.recruit.co.jp/gg/?p=28315


【トークイベント】
「バクルームのつくりかた」大原大次郎(グラフィックデザイナー)×影山紗和子
開催日時:2017年6月16日(金)7:10p.m.-8:40p.m.
会場:ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F)
参加無料・要予約
*メールもしくはお電話にてご予約ください。
TEL:03-5568-8818 Email:gginfo@waku-2.com
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影山紗和子
1993年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在籍。

展示に寄せて

1秒目の自分、2秒目の自分を静止画として定着させ、それらは時間の経過で柔らかく形を変えてゆきます。全ての時間の自分は消えることなく、ひとつひとつが心地よく存在できる空間を作っています。今回は、バクが喰い切れなかった夢の空間。闇にんじん畑、ひみつの食品工場など、さまざまな世界のあらましをお楽しみいただけます。それでは地下室でお待ちしております。

影山紗和子



審査員より

残像なのか軌跡なのか、はたまた複数のそっくりさんが同時になにかを行っているのか、アニメーションの中割りのような連続体が、連綿と横スクロールしながら空間を紡いでいく。色気のある線だ。切ったら血が溢れてきそうな危うい線で、目のやり場に困る。その生々しい線と拮抗する色面は、ベッドメイキングしたてのシーツのような張りと羽毛布団のような柔らかさがあって、その深みに目を奪われながら時間感覚も奪われる。画像編集ソフトの塗りつぶしツールで塗られたマットな空間で、すいすいと目が泳いでいく(あるいは溺れる)。

大原大次郎(グラフィックデザイナー)

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