イラストノート No.47

特集:アニメーション制作会社の現場

今夏、上映の話題のアニメーションが満載!

日本のアニメーションは、日本発の文化として世界的に評価され、
ムーブメントが起きている。
それを物語るように、日本のみならず海外でもアニメの大型イベントが開催され、
来場者数は毎年更新されている。

日本アニメの特徴は、なんといっても背景美術の美しさや、
登場人物の感情までを描写する繊細な表現や奇想天外なストーリーづくりにある。
また、大人から子供までさまざまな年代の人が楽しめるように
つくられていることも挙げられる。

見るものを魅了し続ける日本のアニメの真髄とは?
今号のイラストノートでは、今夏公開の、劇場・テレビのアニメーション制作現場に密着。
最新アニメーションの魅力を伝えるとともに、クリエイターたちのリアルに焦点をあてた。

■CONTENTS

特集:アニメーション制作会社の現場
『未来のミライ』細田守
『ペンギン・ハイウェイ』スタジオコロリド
『ニンジャバットマン』神風動画
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』スタジオヴォルン
劇場版『若おかみは小学生!』高坂希太郎
TVアニメ『ちおちゃんの通学路』ディオメディア
ほか


定価(本体+税): 1, 800 円+税
ISBN:978-4416518632
2018年7月23日発売

『未来のミライ』細田守

家族を知ることは、世界を知ること

7月20日に公開となった細田守監督の最新作『未来のミライ』。この映画では、4歳の男の子とその家族の暮らしが綴られていく。一見すると、ささやかな日常の光景を描いているように見えるが「実は、大いなる野心を秘めた作品」と細田は語る。彼の「野心」とはいったい何か? 描きたかったものとは? まだ見ぬ領域へと歩みを進めようとする細田のチャレンジに迫っていこう。

『ペンギン・ハイウェイ』スタジオコロリド

初の劇場長編作で見せる、
気鋭スタジオの新境地

『陽なたのアオシグレ』『台風のノルダ』などの劇場作品を手掛けるアニメーションスタジオとして知られる一方で、企業やブランドのプロモーション映像なども数多く制作してきたスタジオコロリド。20代を中心に、自由な感性と豊かな個性を持つスタッフたちが集い、アニメーションの新たな可能性を模索している同スタジオが、この夏、初の劇場長編作品『ペンギン・ハイウェイ』を公開することとなった。今回『イラストノート』では、同作の石田祐康監督と、キャラクターデザイン、演出を担当した新井陽次郎のインタビューとともに、『ペンギン・ハイウェイ』をはじめとするスタジオコロリド作品のメイキング資料などを多数紹介する。

『ニンジャバットマン』神風動画

“郷に入っては郷に従え”を掲げた
神風動画が描く日本人ならではのバットマン

ワーナー・ブラザースが各国の個性を活かし「ローカルプロダクション」作品の制作を始めたのは2000年代。アニメーション映画の制作が進む中、満を持して登場したのが『ニンジャバットマン』だ。DCキャラクターを活かした日本ならではの長編映画制作、その大役を引き受けることになった水淳平率いる神風動画。短編アニメーションの旗手と呼ばれるCGアニメーションスタジオは、初の長編映画にどう対峙したのか。演出の手法や参加クリエイターの活躍とともに追った。

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』制作会社スタジオヴォルン

原作『君の膵臓をたべたい』は、小説家・住野よるのデビュー作にして、累計260万部を超える大ヒット小説。2017年7月には実写映画が公開され、『キミスイ』の衝撃はますます広がりを見せている。そして、今秋には、満を持して劇場アニメ版が公開予定。その制作は今まさに佳境を迎えている。白熱する制作現場を取材した。

劇場版『若おかみは小学生!』高坂希太郎

人と自然が織り成す舞台で
少女の成長を鮮やかに描く

日本での公開に先駆け上映されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、現地観客の喝采を浴びた『若おかみは小学生!』。監督を務めたのは、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』など数々のジブリ映画の作画で知られる高坂希太郎だ。監督として劇場アニメ作品を手掛けるのは『茄子 アンダルシアの夏』以来15年ぶりという高坂に、本作に込めた思いや制作の実際について話を聞いた。

TVアニメ『ちおちゃんの通学路』ディオメディア

劇場アニメからTVアニメまで、数々の作品を手掛けるアニメ制作会社・ディオメディア。現在、2018年7月に放送開始のTVアニメ『ちおちゃんの通学路』の制作に力を注いでいる。TVアニメの制作には、どんな仕事のプロフェッショナルたちがどのように関わっているのか。その制作現場をのぞいた。

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