芸人として活動しながら、アーティストとしての才能も発揮。今、最も注目を集めている野生爆弾のくっきー。彼は、絵を描くことやものづくりが得意で、その自由に表現された作品は、独特の世界観を醸し出し、見るものの心を鷲掴みにする。彼の世界観を詰め込んだ展覧会「超くっきーらんど」が日本各地で展開され、現段階で30万人以上の来場者を記録。海外での人気も高く、台湾では10万人を動員した。また、企業やクリエーターとのコラボレーションもあとをたたない。今号のイラストノートでは、くっきーが表現する「唯一無二」の世界観のつくりかたを、くっきーの裏側からそっとのぞきながら、まるごと一冊を用いて紐解いてみた。
contents
●くっきーのイラストの裏側
イラストの完成までをくっきーのアトリエで
ドキュメンタリーで追いかけた。
●くっきー's イラスト作品集
くっきーの内側が描かれたイラストを画集形式で紹介する。
●『超くっきー図鑑 渡り鳥』の裏側
昨年発行された、著書「渡り鳥」について、くっきーに質問をなげかけてみた。また、本書では紹介されていない画像もかいま見える希少なコンテンツになった。
●ビニテアートの裏側
彼が得意とする立体造形作品。新作のメイキングをドキュメンタリーでおいかけた。段ボールや新聞紙、ビニテなど、身近にあるものが材料。果たしてどんな作品が完成したのか、こうご期待。
●くっきー's 小道具秀作集
くっきーの立体作品を、ぐるりと360度の角度からみてみたり、
ぐっと寄ってみた。
●漫画の裏側
小学館「コロコロコミック」別冊で、くっきーが漫画に挑戦。
編集者とのやりとりや、絵コンテ、完成作の一部までを
のぞいてみた。
●Interview
くっきーの真ん中
素顔のくっきーに会いたくて、朝の静かな時間に
自然光のなかでインタビューを試みたら、
いたって自然体のナチュラルな彼の表情と言葉が、空気に溶け込んだ。
●くっきーのアトリエ
ものづくりが大好きなくっきー。そのオリジナリティ溢れる
作品はどんなアトリエからうまれるのか?みんなが気になって
いるアトリエに潜入を試みた。
●Collaboration
UN3D.×くっきー
JRA×くっきー くっきーけいば
様々なメディアや企業とコラボレーションすることで、彼の表現するエリアや可能性がグンと広がった。
●超くっきーランド グッズ
全国や海外で開催され、記録的な動員を更新しているくっきーの展覧会では、ここでしか購入できないグッズがもりだくさん。売り切れ商品も続出だという、グッズを一気にみてみよう。
●クリエイターズ・バリュー ギャラリー
INFORMATION
第16回 「TIS公募」 受賞者作品発表
第19回ノート展大賞受賞 特集誌面矢入幸一
第20回「ノート展」作品募集
第8回ノート展「キャラクター部門」作品募集
クリエイターズ・バリュー イラストレーター60人の仕事
読者プレゼント
くっきーからのあとがき
定価(本体+税): 2,000 円+税
ISBN:978-4416519813
2019年1月23日発売