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第35 回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって

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8月

野山や海に囲まれた自然豊かな江田島の地で絵本・絵画・版画・陶芸など様々な手法を用いて、創作活動を続ける絵本造形作家・戸川幸一郎(1976-)。これまで、作家が人間らしさを最もあらわしていると語る “こども”の表現をテーマに制作を続けてきました。

広島芸術専門学校に在学中、絵本の持つ自由な世界に触発され卒業制作では銅版画による絵本作品を発表します。その後、背中に家を乗せためずらしい動物「イドウシキ」をきっかけに、ふしぎな世界が広がる『はじまりの部屋』(2005年)や、戦後広島で、戦災により住まいを失った人のために家を建てた米国人平和活動家フロイド・シュモー(1895-2001)を紹介する『シュモーおじさん』(2016年)などの絵本を手掛ける一方で、2020 年からは遊びと暮らしが学びになる「と独楽舎(とこましゃ)」を運営しています。
本展では、初期の卒業制作から『シュモーおじさん』までの絵本原画を中心に、フロイド・シュモーに関連する資料を交えて紹介するほか、来場者と作家でつくりあげる参加型展示を行います。戸川幸一郎というひとりの人間を軸に、多様な表現方法や作品から派生してあらゆる方向へとつながり生まれる、自由で柔らかな遊び心あふれる世界観をお楽しみください。

https://hhmoa.jp/in-session/5686/

戸川幸一郎(とがわ こういちろう)

■開催概要
展覧会名|第35 回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって
会  期|2022年7月30日(土) 〜 9月25日(日)
時  間|9:00 〜 17:00
(入館は閉館30分前まで/ただし、8月26日(金)、9月23日(金・祝)は19:00まで開館)
会  場|東広島市立美術館 3 階展示室
主  催|東広島市立美術館
後  援|中国新聞社、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、(株)広島リビング新聞社、プレスネット、KAMON ケーブル、FM 東広島89. 7MHz、尾道エフエム放送
観 覧 料|一般 800円、大学生 500円、高校生以下無料

■同時開催 コレクション展 第挟 描かれたこども/平和への想い
絵画や版画、陶芸、写真まで多彩な当館コレクションを “こども” と “平和” というテーマで展示します。未来を担うエネルギーに満ちた存在である “こども” をモチーフにした野田哲也の作品や、被爆体験を創作の原点とする入野忠芳など広島ゆかりの作家による作品を通じて、平和な未来について想いを巡らせる機会とします。

会  期|2022年7月27日(水)〜 10月7日(金)
会  場|東広島市立美術館 2階展示室
主  催|東広島市立美術館
観 覧 料|一般 300円、大学生 200円、高校生以下無料

■関連イベント
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、内容を変更する場合がございます。

【1】公開制作 × 参加型展示「トコさんとつながろう!リレーペインティング」
7月30日から9月18日までの期間、展示室内に設置されたキャンバスに、来館者の皆様に画材を使って自由に一筆お描きいただきます。下記日時の 2 回にわたって、その上から戸川さんがペインティングを行い、作品を完成させる参加型展示企画です。

公開制作日時|8月21日(日)、9月18日(日)9:00−17:00
会 場|展示室会場内(要観覧券・自由参加)

【2】エリザベト音楽大学 ミュージアムコンサート「あそび to アート みんなで作品つくっちゃおう!」
エリザベト音楽大学と戸川さんのコラボ企画です。同学生らによる絵本『シュモーおじさん』の読み聞かせと本イベントのために制作した楽曲の演奏、そして即興演奏に合わせて戸川さんによるライブペインティングを行います。

日 時|9月19日(月・祝)※時間は下記プログラムをご覧ください
プログラム|※途中休憩時間あり・出入り自由

 峅山擇箸はなし」 [1 回目] 11:00−/[2 回目] 14:00−
絵本『シュモーおじさん』より朗読と演奏
朗読=藤田真帆(同大学演奏学科 3年)・村田菜 (同大学演奏学科 1年)、作曲=ヘンリー・ブランスドーファー(同大学院音楽研究科 1年)

◆崑膺佑本気であそんでみた」 12:30−13:30

ライブペインティング × 即興演奏
絵 = 戸川幸一郎(出品作家)、演奏=川上統(同大学専任講師)

主 催|エリザベト音楽大学、東広島市立美術館
会 場|当館1階アートスペース
定 員|40名(当日先着・参加無料)
[企画・制作 = 藤原愛(同大学演奏学科4年)]

■作家

戸川幸一郎(とがわ こういちろう)
1976年呉市生まれ。1995年後藤美術研究所で本格的に絵画を始める。1997年渡仏し制作活動を行う。帰国後、1999 年広島芸術専門学校に入学し銅版画を専攻。在学中、絵本の自由な世界観に触発され、卒業制作で絵本作品を発表した。以降、広島県内を中心に作品を発表。2005年『はじまりの部屋』を自費出版。2008年『雲であること ことばとえとかたち集』を発行し、gallery G(広島市)で個展を開く。2016年『シュモーおじさん』(シュモーに学ぶ会発行)を手掛ける。2020年から遊びと暮らしが学びになる「と独楽舎」を開設。現在江田島市に拠点を構え活動する絵本造形作家である。

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